でしょうかな

ミック・テイラー 史上最強の追跡者のでしょうかなのレビュー・感想・評価

3.8
オーストラリアの荒野を荒れ狂う殺人鬼ミック・テイラー。これは、奴に目をつけられた不運なイギリス人旅行者の話である。

日本版のタイトルは分かりにくいが、「ウルフクリーク」の8年越しの続編である。相も変わらず腐れ外道なミック・テイラー(もちろん役者の演技が上手いからだ)だが、どことなく地味な前作に比べ、今回はかなり派手だ。クソ警官の頭を銃で吹き飛ばし、ジープに大型トラックをぶち当て、でかいアジトをお披露目する。しかも、今回も異様にしぶとく逃げおおせる。これはもう、殺人鬼というより砂漠に潜む怪異の類いではなかろうか。
なかなかに不条理な展開なので、そことグロには注意しましょう。

「ウルフクリーク」同様、オーストラリアの様々な殺人事件がモデルだが、盛りすぎ。
でしょうかな

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