子は親を選べないけれど、親も一生懸命ではあるし、それを子が理解するまでのステキな物語もあるのね…
最近、怪物ぶりを遺憾無く発揮しているエル演ずるレイ、今回は心は男の子、体は女の子という複雑な役柄を。
母親演じてるナオミ・ワッツ、綺麗だなぁ、そして可愛らしい。この人しかできない、超絶不器用なお母さんが愛おしい。
子供からしてみれば親って生まれた時から「親」であって、自分と同じ頃の若い「親」だったなんて想像すらできないし、親の過去の過ちなんて、いやだ!嫌い!なんでそうなのよ!としか思えないもの。
それを超えた時、親も一人の人間なのだと実感し、本当の親子になれるのかな…
もう、エルの存在感もさることながら、ばあちゃん役のスーザン・サランドンが、可愛いのだけれど、通り越して天使でした。
現代は三世代、になるのかな?
幸せになってね、心から思いました。