テレビ局制作の邦画アクションの希望が潰えた感。ドラマをリアルタイムではないものの、WOWOWの総集編で見て、なかなか、どうしてハマって。ワクワクしながら観に行ったのに。
うーん、残念。
アクションは良かったと思います。松坂桃李も池松壮介もキレキレの動きで。爆破シーンとかカーアクションとか、そりゃハリウッドとは雲泥の差ですが、邦画のグレードを大きく上回ったんじゃなかろうかと。
ただ、台詞回しと台詞とストーリーと展開が、もう、どうしようもない。
あの真木よう子や西島秀俊でさえ、なんかハキハキ喋ってて棒読みみたいになってる(観客に分かりやすくした?ならばバカにしすぎでは)し、台詞がいちいちカッコ悪い。ドラマ版で、あれだけ引っ張った謎の部分も、後だしジャンケンみたいで拍子抜け。
場面転換が唐突で、現実世界か、夢の中か、回想シーンかもわかりにくい。
今回の肝であろうダルマは、最初から最後まで残念。
やっぱ、たけしさんを俳優として使うのは難しいんじゃなかろうか。
コントやってるようにしか見えなかった。
フィリピンに舞台移したのも、派手なアクションシーンやりたかったからとしか見えなかった。
原作通りなのかな。
ドラマは確かに面白かったんだけどな…。あの流れからの、これでは…。
逆にハリウッドに出ていった宇多田ヒカルの元旦那に期待するしかないのか(違