並外れたスリであり詐欺師である男（ウィル・スミス）と女（マーゴット・ロビー）の話です。
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二人が師弟関係だった前半は、組織を上げて彼女に行ったスリの手口の教育・訓練と、賭けにまつわる用意周到な詐欺の話。ありえねーだろと突っ込みたくなるが、でも許せる範囲、とても面白かった。
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だが、一転して二人がライバル関係になる後半は、私にはだめでした。ありえねー！も度を超したのが連続すると興ざめする。ざけんな！ 何が愛だ、その続きはどうせお互い騙しあうに決まってる。やっぱ、何もためになることはないワ、この映画。所詮詐欺師の映画だ。
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と言ってしまうと大人げないし…
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詐欺師の話は、騙し騙されの連続で、前のシーンを別の解釈で思い返す作業を強いられるから、ストーリーについていくだけで大変で、それが脳に良い刺激になる。それに基本的に人は殺さないからハードル低くして観れる。スリのあざやかな手口の瞬間を次々と見せられると、あっぱれと感心して笑えて来るから不思議だ。だから明るいスリや詐欺師の話はだいたいお勧めできる。それにこれは、主人公の二人が愛で結ばれた善人だったということで終わるので、スッキリ感もある。
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と言うことにする。
