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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのSHiNのレビュー・感想・評価

5.0
 ″満足度100%中の120%″ 


この間観たバットマンvスーパーマンの印象が薄くなる……(^-^;

比べちゃいけないのかもしれないけどやっぱりアメコミ、比べちゃう。しょうがない。こっちの闘う理由についてはうまく納得させてくれるし、避けては通れない展開にしっかり持ってきている。
しかもどっちが正解でどっちか間違ってるなんて答えも難しいときた。この争いに終わりはあるの?
どうすれば皆がWinWinな所へ収まるのか、全く見えてこない。
その胸苦しい背景と、逆にキャラのお祭り感、コミカルさのとても上手なバランスが本当に絶妙で。巧み。

しかも、ハルクとソーが不在とは言え、新キャラも何人か加わってアベンジャーズ並みの人数のヒーローを、とっちらかさずにしっかりとみんなに見せ場を作ってあげて、かつ物語の核は見失わないって……
本当に仕事ができる有能な監督、スタッフ一同なんだな……
この人ら本当に感心するわ……
と若干上から目線風ではあるものの、ある意味感動した。(凄い尊敬してます!)

冒頭のキャップとファルコン、ワンダ(ワンダフルウーマン?!)の市街地バトルは掴み抜群!
この人らだけでもう十分映画一本成り立つレベル。
特にワンダ演じるエリザベス・オルセンのセクシースタイルが素晴らしいです。本当に最高。微妙に胸元緩めだったり、ヒラヒラミニだったり(地中の穴からのアングルはこの映画の最大の見せ場)、心不安定で守ってあげたくなる一方、守ってあげる必要もないくらい戦闘力はずば抜けて高いという、中々魅力的な女性。
ウルトロンの時から良いなとは思っていたけど、今回完全に好きになっちゃいました(^-^)

そこから亀裂に繋がるプロセスも全く退屈することなく、それどころかワクワクはどんどん膨らんでいくという。
鑑賞前のドキドキが、ストーリーを追っていく最中も膨れ上がり、終盤、ラスト、とその興奮と期待を一ッッ切裏切る事なく満足させてくれた。

そしてさらに、MARVELお馴染みの本編終了後のおまけ。これが2本あってそこでもって今度は次回への期待と鳥肌と胸のドキドキとゾクゾクとワクワクとイトイトでなんだかもうよくわらないですがとにかくとても気持ちよく劇場を後にしたのでした。

奥さんなんかも興奮しすぎて、
「先週観たレヴェナントなんかよりもずっと面白かったね!クリス・エヴァンス素敵だった……!」
て比べる対照がちょっと違うでしょ!、……って待て、何気にレオ様をディスっている!!トム・ハーディ最高ッッ!!てべた褒めだったあの口が!?……
女心は秋の空と言うのか、とにかくそれほどに大満足だった。

もちろんその後にパンフレットを購入。中身は読み応えあって買って損なし。
写真多いし全部カラーだし俳優、スタッフの製作秘話なんかも載ってるのでオススメ。
因みにバットマンvスーパーマンのパンフもオススメ買って損なしでした。
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