ウサミ

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのウサミのレビュー・感想・評価

3.5
キャプテン・アメリカシリーズ完結作。本作はMCUでも重要な意味を持つ作品で、ロジャースとスタークが真っ向から対立する。

しばしばアメコミ作品において問われる、力を持つものの責任、というテーマに深く切り込んでいる作品。
スタークの価値観とスティーブの正義がぶつかりアベンジャーズは分裂する。
またバッキーとスタークの過去の因縁も発覚し、物語は重い展開を迎えることとなる。

扱うテーマが相変わらず重いため、そっち系が好きな人である自分はめちゃくちゃ楽しめた。
まぁでも少しスタークが可哀想というか、ロジャースの身勝手が目立ったような。少し暴走気味で、アベンジャーズの時のようなスマートさは少なかったような印象。

不満があるとすれば、ヒーロー大集結のどんちゃん映画であるため、キャプテンアメリカ特有の骨太肉体派アクションが少なくなった部分。

とはいえヒーロー映画としての満足度はかなりのもの。これなしではMCUセクション3には進めない。
ウサミ

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