このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★2 終盤★2.5
良い点
◯物語の軸は『ユージュアル・サスペクツ』のようで、ベンヤミンの部屋には『ファイト・クラブ』のポスターが貼ってあったりし、それは伏線？それともミスリードか…？
気になる点
●車を盗み“皆で初めて攻撃”するくだり、なんでいとも簡単に彼らの車が断定されたのか…？
●図書館でわざわざピエロのマスクをして逃走…？
●“ビジター入館証”を返却せずに門外へ出て時間外に再入館…？
☆総評
“ハッキング”がメインなんでそれなりにコンピューターに関する知識がないと置いてけぼりにされるきらいはあるが、終盤の仕掛けは普遍的で単純に面白かった。
ただハッキング行為等の面白さや痛快さはなく、“MRX”の正体とかに関しての工夫もなく、この辺に物足らなさを覚えたので高評価とまでは至らず。
2021年272本目（＋短編15本）
