良かったとこ。序盤とスタッフロール。スタートレックを観ている実感が湧いたのは正味ここだけ。シリーズ3作目にして探索の旅に出て、ようやくスタートレックと呼べるようになった。スタッフロールはお約束。
ダメだったとこ1。伝わるようで伝わらない脚本。本作のテーマが絆や信頼であることは、しつこいぐらいに台詞に出てくるものの、言葉以上に伝わる絆が見えなかった。ストーリーは人を入れ替えたバディものに終始し、掛け合いは楽しいものの、発展がない。悪役については、最後になって背景が分かるものの、色々行間を埋めないと理解しづらい理屈で、これも台詞以上に伝わる表現が無かった。
ダメだったとこ2。落ち着きがないカメラ。終始フラフラし、無駄にパンしたり引いてみたり、動かすことが目的化したようなカメラワーク。
ダメだったとこ3。アクションが見づらい。近くに寄りすぎてガチャガチャ動くので、何が起きているのか追いかけづらい。