Maki

シン・ゴジラのMakiのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

公開:2016年
鑑賞1:2D
鑑賞2:IMAX
鑑賞3:4DX
鑑賞4:4DX
鑑賞5:TCX/Dolby Atmos
鑑賞6:IMAX
鑑賞7:2D
鑑賞8:4DX
鑑賞9:4DX

「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」
「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」
「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」



語りたくなる映画。
貪りたくなる映画。

「現実(ニッポン)」対「虚構(ゴジラ)」
「現実(ニッポン)」がひたすら圧倒的な
「虚構(ゴジラ)」に蹂躙される。
 
英雄もいない秘密兵器もない。
だれもかれも助けてくれない。
日本人は知恵と技術で抗ってゆく。
情報と検証と手続と承認と
裏から根回しと官民連携で
勝てなくて跳ね返されても
踏み潰されてからまだ抗ってゆく。

それにしても

「あの絶望的な光」の凄まじさはなに?
 
虚構なのにCGなのに唖然となり胸が苦しくて
「あれは憎しみの光だ。
 あれは光らせてはいけないんだ」
いや観ているときはそれどころじゃあなくて
「あれは憎しみではなく。
 哀しみの光かもしれない」
いつも気づくと落涙している。


 
個人的びっくりがゴジラの経路!
 
まずは第二形態の上陸&進行ルート。
子供のころずっと暮らしていた蒲田。
毎日その傍を歩いていた呑川を遡上。
遊んで親しんだ街が道が駅前が崩壊。

CP、アタッカー1。
目標が報告と違う、繰り返す、
目標が報告と違う~の品川も。
 
現用兵器一斉投入タバ作戦。
武蔵新城も多摩川河川敷もよく知る場所。
 
まさかのトドメはヤシオリ作戦。
今の職場の真ん前というか真上というか
ウチのビルも見事に全壊しちゃってるし
さらにいつも乗ってる在来線が…
無人で…爆弾を…ああんそんな…


 
劇場9回。
Blu-Rayディスクも音楽集も1万円のジ・アート・オブ・シン・ゴジラも買った。これから何度でも何度でも観る。
Maki

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