今更だけれど、やっとやっと観れましたー(T_T)。
2年2ヶ月経過してしまいました(-_-)…。
面白かったー!!
庵野秀明監督。
私はエヴァを観て無いから、エヴァの小ネタは分からず。
それと、ゴジラ映画はこの映画が初なのでした☆
ゴジラが核から生まれた?巨大怪獣という認識しか持っておらず。
まず、東京湾に謎の巨大生物が上陸して
その時の政府の対応。←この映画の中心と思います☆
与党の上層部の人間しか出て来なかったけれど
セットで国会内部を作って、野党とワチャワチャ揉めるシーン入れても良かったかも?
「謎の巨大生物の為に自衛隊は武力行使をして良いのでしょーか?!!」
みたいな事を言い出したりするような議員とかね…。
ああ…(T_T)
にしても、私は大杉漣さんが亡くなってしまったのが未だに信じられません(T_T)。
ハセヒロをはじめ、市川実日子やらキャストの長ゼリフと早口。
ここも魅力的☆
これ、誰かがNG出したら、「はーい!!もう一回!!」ってなるのよね?
普通の速度で喋っていたら映画が尺に収まり切らず、政治家は早口で喋る人が多いから早口にしたらしい…というのは有名な話。
ちとね…石原さとみが役に合わない気がしましたよ?
石原さとみは可愛いイメージ。
髪の毛かきあげて10cmのピンヒールパンプスを履いても、ぬぐいきれない"可愛いさとみちゃん"のイメージ。
だいたい、ハセヒロと竹野内さんとコーラくんを並んで歩かせるなんて、誰得?俺得!!
(っていうか、この映画に西島秀俊と香川照之がいない不思議感…??)
高橋一生は最近多忙で痩せたのか、この映画ではお顔ふっくら…。アクの強い役が似合ってました☆
柄本明さんの内閣官房長官とか良かったなー。
渡辺哲さんの内閣危機管理監や
都知事に光石研さん。
それから自衛隊の國村隼さんや、実は好きな役者さんである鶴辰(笑)、ピエール瀧さん。
平泉成さん、津田寛治さん…松尾諭さんetc
まあ、キャストだけで300人を超えているので書いていたらキリ無いですね(^_^;)。
こんな人も出てるあんな人もワーオ!!状態になったのです☆
さて、ゴッドッジーラですが、
海から上がって来たゴジラは釣り上げられた深海魚みたいに目が飛び出ていて、魚っぽくて
蒲田をぶっ壊したゴジラはなんだか可愛かった☆笑
(空に舞う京浜急行ーワォー!!)
新宿ドーン破壊。
東京駅もドーンと破壊。
無人の新幹線やJRがドーンとゴジラに突っ込む(作戦)
帰宅困難、高速道路と一般道の大渋滞。
人々の避難生活(ワンコやニャンコを家に置いてかないで!!)
これは東日本大震災の時の日本を表現しているのですね…。
アメリカの核爆弾落としてゴジラを殺せ!!という命令に対し、
日本が取った対策は"ヤリシオ作戦"なのであった。
日本は世界唯一の核被害国なのです!!核を落とすのは嫌なのです!!!
この映画、アメリカでは評価が悪かったワケが分かったな…。
ただ、福島原発事故がぜーんぜん収束しないのに対して、ゴジラが放出した放射能は2〜3年で人体に影響を及ばさなくなるって言うのは、お花畑脳過ぎないかな?
そういう悲惨さを描いて残しておかないと…と逆に私は思いました。
空海陸の自衛隊の協力があったり、たくさんのキャストとエキストラ…
お金かかっただろうなー。
ゴジラの動きをやったのが野村萬斎さんっていうのも驚き!!
そして、凍りついたゴジラの尻尾の先っちょだけが赤くなっていた…
尻尾から細胞分裂したちっちゃいゴジラがワラワラと出て来て何頭ものゴジラがあのデカさになって日本中を襲うことになるのであった…(私の考え(笑))
日本は"スクラップ&ビルド"
これがこの映画のメッセージなのですよね…。
とにかく、これぞ"ザ・エンターテイメントムービー"として楽しめました☆