「スポットライト 世紀のスクープ」
と感想はほぼ同じですね。
NYタイムズの記者
ミーガン(キャリーマリガン)と
ジョディ(ゾーイカザン)
を中心に描きながらも
上司のディーンやレベッカを含む"チーム一丸"となるシーンは鳥肌ものでした。
120分超えと長い尺でありながらも、グイグイとのめり込むように観てしまいました。
とにかく、大好きなキャリーマリガンとゾーイカザンがW主演と言うのも良かったです☆
キャリーマリガンがオバサンになっていて、若干のショックはありましたが💦
自然体なんでしょうね☺️
キャリーは元々、声が低いし、この映画のキャリーマリガンはカッコ良い女性でしたー!!
ミーガンとジョディ2人が偶然にも白いワンピースを着て来ちゃって「双子みたい」と言うシーンが"私も"大好きです。
それと!ラニーデイビス役のピーターフリードマン!!良かったです!!
私の中で第二のスタンリートゥッチ現る!!(笑)
映画の字幕が"ミラマックス"とカタカナなので冒頭で、ん?となり
あー!!MIRAMAXね!!となりました。
MIRAMAX社の創設者で大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインの90年代に起こした性暴力(セクハラなんて言葉は甘い)を
ミーガンとジョディが調査に乗り出すのですが、相手が大物過ぎて、誰も口を開かない…。
なんせ20年前…
何故、今になって?と加害者側は思うでしょう。
そもそもレイプの告発が難しい上、
録音をしたのか?
自分から誘って無いか?
合意の上では無いか?
警察に通報しても、その上の検察で跳ねられてしまい、
示談金で泣く泣く我慢して来た女性達…
にしても、
子供が産まれたばかりのミーガンと
3人の子供がいるジョディの仕事っぷりったら、
2人の旦那様協力が無くちゃ出来ない事ですね。
ジョディは被害者ローラが住むイギリスにまで渡っているのですから…。
具体的描写が無かったのも良かったです。
もう、レイプとか大嫌いなので…
それでも、観ていて挫折しそうなシーンもありました。
が、そこを乗り切って最後まで観ました。
ワインスタインに被害に遭ったアシュレイジャレットはご本人出演。
度々、作中で名前が上がっているグゥネスパウトローはブラットビットの元カノでしたね…。
このPLAN Bという会社がブラピの会社で、この作品の製作総指揮がブラピという…メモメモ。
ラストのローラのシーンで胸が詰まりました。
ラストシーンも秀逸でした!!
この映画がアカデミー賞(オスカー)の何の賞もノミネートされて無いところも闇深いですね…。
……
日本でのMe Too運動が酷過ぎました!!
これで、私はこのワインスタインの件とかに目をそらしていたと大いに思います!!