感動しました。すごくすごく良かったです。
劇場で観れなくって、ずっと観たかったやつ。
ヴィゴ・モーテンセンの、知性と野生を
兼ね備えた父親像が素晴らしく、
6人の子供たちがみんな個性的で素晴らしい。
よく見つけてきたなっていう逸材たち。
子供たちが、本当に本当に素晴らしい。
毎日、7歳児と向き合っている。
(フタをしないこと。)
例えば彼の(元気さ)が重要な資質
だとしたら、その資質にフタをしないこと。
静かにしなさいと怒るのなら、
騒いでも大丈夫な場所に連れて行けばいい。
走っちゃダメと怒るのなら、
走っても大丈夫な広い場所に連れて行けばいい。
彼が言う、見て!聞いて!は
面倒くさがらず、ちゃんと付き合う。
彼の言い分は、途中で遮らず最後まで聞く。
それでも、
それが正解かどうかなんて、わからない。
正しい大人になるかなんて、わからない。
賑やか過ぎる息子を見ると、
子育ての難しさを痛感する。
どの瞬間のヴィゴ・モーテンセンは、
実に素晴らしい表情を見せてくれる。
その表情に、僕は救われた思いになる。