去年の話題作。実は自分の中で｢孤独なショーマンが芸のために身を削り尽くして…｣みたいな話を勝手に想像してしまい ^^; (なぜだろう…笑)
全然違う話だったので｢あれ…？｣って(笑)ホント、勝手なんですけど。
居場所というか、帰属というか。その人がその人らしく生きていくというメッセージ。主人公が義理の両親と拗らせてしまうシーンとか、要所要所もう少し掘り下げて欲しい所もあるにはありましたが、逆に言うとサラッとすることで全体の尺も短くなって観やすかったのかな。あっ！もう終わりかーという印象でした。
ミッションインポッシブルですっかりファンになってしまったレベッカ・ファーガソン。何かに依存しないといられない系の人物像、そして精神の孤独がもたらす美貌。やっぱり薄幸がよく似合う。素敵でした。
ミュージカルとしての演出は文句無しですが、もう少し〝浸りたい〟と思ったので点数はやや控えめです。
