このレビューはネタバレを含みます
イギリス映画なので日の光が弱いです。光が弱いと、明暗のコントラストも弱くなり、風景のピントがぼやけます。先だって見たアメリカ南部のくっきりした立体的で明るい風景とはまるで違います。水彩画のように線が滲んでぼやけるのでしょう。
あまり期待してなかったのも功を奏して思ったよりずっとよかった。ストーリーもいいし会話も面白くて脚本が素晴らしい。ファンタジーなんだけど全くリアリティーがないとも言えず、下ネタで落としてくるのでロマンチックになり過ぎないところもいい。
しかし、ショーンは笑えない。キモ過ぎ怖すぎ。どんな笑いなんだ、イギリス人。そこまではついていけない。
お父さんとお母さんの口の悪いジョークのやり取りのように、ペーソスのあるいい話ではなく乾いた笑いに落とさなければ気がすまないイギリス人気質は嫌いじゃないけど。
トイレで泣いてるサイモンペグ可愛かった。I think you might be the blue bits, Nancy. 泣ける。それにしても、女性用トイレに男性が入ってもその逆も誰も騒がないってすごいな。LGBTが進むとこうなるのかな??
ジェシカいい人でよかった!