とし

ヒロイン失格のとしのレビュー・感想・評価

ヒロイン失格(2015年製作の映画)
2.0
幸田もも子 原作の少女漫画が実写映画化。ジャンルは勿論、ホラー!…な、訳が無く、ラブコメですー♪

私、原作は未読で御座います。レンタルでまだ新作扱いのこの作品を今、観ようと思ったのは…家の近所にゲオがオープンして、全品レンタル料が10円(税抜)だったからであります(笑)。

幼馴染の利太に恋する女子高生の はとり。絶対に利太のヒロインは自分だと高を括っていたが、ふとした事から利太は六角精児似の地味な少女・安達と付き合いだしてしまう。そしてショックを受ける はとりに、ちょっかいを出してくるイケメン同級生・弘光。果たして彼女らの恋の行方は…?!という内容ですね〜。

原作が漫画なので、漫画的表現(矢が刺さったり、頭の上に説明的吹き出しのような物など)が、特に前半多様されるのですが…やっぱ、漫画だから成立する表現方法で、実写でやると、無理があるんじゃないかなぁ。観ていて、違和感バリバリ感じちゃいます。

あと、登場人物が、とても高校生には見えませんな(笑)。

しかし、利太の煮え切らない態度にかなりイラっときました。はとりの事が好きな気持ちがあるのに安達を選んだり(でも、はとりにキスしたりする。それって浮気じゃね?!)。まぁ、はとりも、利太の何処が好きになったのか…顔以外の良い点が、さっぱり私には分かりませんでしたけどね!

子供に川に落とされた後、そのままデートを続行するのか!とか、キスされたのに、更に口止めとか言って脅されるんかい!とか、突っ込みどころ満載でしたが、今の高校生達はこんな恋愛がしたいんだ…と複雑な気持ちで鑑賞しました。ゴメンね、おっさんが観ちゃって!!

まぁ、出演する俳優が好きか、原作のファンじゃないと、鑑賞が辛いのではないでしょうか(てか、それ以外は観ないと思うけど)。

どーでもいいんですが、弘光君って はとりが口にする度に、鈴木ヒロミツの顔が脳内再生されちゃって…(笑)。
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