スター・ウォーズ新劇場版：破
賛否両論乱立しているこの作品、何として評価するのかによって分かれている、と一度は考えましたが、否定派の意見は大体、スター・ウォーズとしても映画としてもダメやんというものかなという印象
すごくわかる
滅茶苦茶ですハッキリ言って
いろいろがっかりポイントがとにかく多い
散らかりすぎていて焦点の当て方に偏りが出ている
キャラクターのブレが著しいというか馬鹿に見える描写が多い
結局さっきの流れ全部いらねえじゃねえかという場面があるため（無駄に）長い
フォースの覚醒が如何に、旧スター・ウォーズ伝説を復活させるということの難しさを深く理解し熟考した末完成した作品なのかということがよーくわかった
いやーくそだな！これまじくそだな！
と、言いたいところだが？
僕は、この作品に、強い意志を感じました
その意志を作品のクオリティと天秤にかけ、そこで賛否両論分かれているのでしょう
「最後のジェダイ」、ジェダイ伝説の生き残り、ルーク・スカイウォーカーが再び主人公に返り咲いたと言ってもいいこの作品
予告で散々見せられ聞かされた、ジェダイは終わるという台詞、そしてジェダイ伝説の書物を燃やすシーンが、この作品の意義、意志を感じさせる
ジェダイ伝説、そしてルーク・スカイウォーカーの如く、今も生き続ける伝説として君臨するスター・ウォーズという大河ドラマにおいて余計なことをしても、ケチョンケチョンに貶されるだけなのではないだろうか？でも僕は、少なくとも僕は、この作品を観て、そんな気は無くなりました
偉大な過去を継承しながらそれに立ち向かうこと、まさにそれを相対化した作品として大きな挑戦だったと思います
なによりも、「最後のジェダイ」というタイトル
ルークの選択や、無理で雑な急ぎすぎる展開等、首を捻る部分がすげえ多いですが
外連味たっぷりの描写や着地の仕方、ジェダイとなるはずであったアダム・ドライバー演じるカイロ・レンの描き方と演出等、この話をちゃんとジェダイ賛歌として終わらせたことは評価したい
ただ、マーク・ハミルの言う通り、やっぱりこの作品のルークには納得しづらいけどな
その、正直、出来はとても良くないと思います
あまりに雑すぎやしないかと思いますはい
展開とキャラクターの雑な扱い方、無駄の多すぎるストーリー、とにかく出来の悪さがクソほど目立つくせに長いとにかく長い
まあでも面白かったよ！ヨーダＣＧじゃないし！最後泣いたし！さよならキャリー・フィッシャー！ありがとう！
どうせやったら観に行くんだよスター・ウォーズは！なぜなら俺たちはスター・ウォーズを愛しているから！サイコー！スター・ウォーズサイコー！
