Ginny

スター・ウォーズ/最後のジェダイのGinnyのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

中々入り込めませんでした。
私は初めて見たSWかつ一番好きなのがエピソード2な人です。
自分で言いますがにわかSWファンです。
とてもじゃないですが冷静な映画の感想はかけないです。ショックだったんです。
私の好みじゃない、ただそれだけです。
監督はじめキャストスタッフの皆様おつかれさまでした。映画は 監督によって大きく左右されると思う私は、もう監督、帰ってこないでくださいと思います。

本作では、ヘイデンクリステンセンの様な妖しさを持ち合わせた美青年なし!
ナタリーポートマンのような美しさもなし!コスチューム着せ替えの楽しみもなし!
上記2人に加えてユアンマクレガーもいたとかエピ2と3はどんだけ顔面偏差値高いんだよという。

ベニチオデルトロはイケメンだし、
ポーダメロン演じてる人もイケメンだと思うけど、そういうのじゃなくて…(T ^ T)
って思うけど今は闘いのさなかだから、なりふり構ってられなくなるのかな。

いやでも!いやでも!!
私が受け入れられなかったのは描き方も。
マークハミルとキャリーフィッシャーに頼り過ぎでは???2人の存在とジョンウィリアムズの音楽とドロイド達がいるからSWになってるじゃん!じゃなかったらどこぞの二次創作だよって突っ込むとこだよ。
存在感ある〜〜クーってなる人はローラダーンとか名優だし。

ヨーダが、超えられること、それが後の世代に出来ることとか言ってますけど、ヨーダ出した時点でダメ押しがすごい!ダメ押しがすごい!
ヨーダ出さないと成立しない感じ?

そんなん踊る大捜査線でいかりや長介亡き後、無理やり和久さんの甥とかだしてくっさい芝居みせられたけど和久さんの名前出されたら無下にできない…みたいな感じじゃん。

キャリーフィッシャーも失って
これからどうするの?
キャラはSW界の二番煎じみたいな人多いというか、新しいキャラを愛せない!
後任が育ってない!
ヨーダ!ダメだよ!ジェダイだけじゃなくて土台のSW世界の映画でもキャストもスタッフも育ってないんですけどって思っちゃった。

展開といい 人物の描き方といい私には良いと思えませんでした。
SWのレトロスペースファンタジー感がなくて ワクワクさがなくて、みんなカウンセラーつけたほうがいいよってくらい精神不安定で安心してみられるのチューイくらいで。

かつて1〜3の新3部作からSWに入り、最新のCG技術に慣れ親しんだ身としては4〜6の旧3部作は敬遠してました。楽しめないだろうと。
ある機会に4を見たところ、技術で劣るところはあっても 面白さ、ワクワクさは劣らないどころか 技術の足りない分を埋めて余る分の新鮮さがありました。
8において、冒頭の宇宙でのめまぐるしい戦闘シーンは自分の動体視力のなさに嘆きながら 最新のCG技術に圧倒され楽しめましたが その後のシーンにおいて 過去のシリーズを踏襲したであろう部分以外で感動を覚えるものなし。逆に引くところいくつかあり。
スノーク将軍?の部屋。
歌手のやっすいPVの背景ですかって感じのシンプルな壁。なんであれにしたんだろ。
ルピタニョンゴのくだりも戦闘してんの、ギリギリ?でも喋るの?え?あーそう、みたいなついていけない内輪ノリを感じましたしレジスタンスの行く先を大きく左右する作戦になんでフィンとブサイクな平社員なんですか? 当初のターゲットの目星はつけれてたのに違法駐車で捕まって逃すなんて お粗末な作戦にも程がありませんか?
自分の故郷の生き物を自由にできたことに感慨深げになってるようですが 一刻も争う事態なのではないでしょうか、それは今すべきことですか?今喜ぶことですか?先にすることはなんですか?となり冷めてしまいました。
あと、なんだろ。
グリーバス将軍とオビワンが戦った時の謎の生き物の時より、CGの違和感を感じた。エピ2の処刑場の生き物達よりも。
なんか、ハリポタのCGみたいなのを受け取りました。
ファンシー過ぎて絵面が一致してないとでも言うのか。人間のリアルさと、空想の獣のCG。その点、エピ2の獣は醜くなぜかマッチしていた。

ヨーダも…まさか2017年のSW最新作で旧3部作のパペット的ヨーダを拝めるとは。
懐かしいものだとは思いますが今2017年、もう年明けて2018年ですよ?!
CGで描くとか 他にもいろいろ試してのあれがベストだったんでしょうか?
可愛いけども!画面上のギャップがすごい。

こちらが飽きてきたなって時に
ほれ!懐かしいでしょ!これ好きでしょ?とでも言うようにレイア姫かルークかダースベイダーかハンソロ辺りの名前だしてSW感を演出してるけど やってることは堂々巡りっていうかいつになったらワンピースにたどり着くの?っていうワンピースの毎週の連載のようでした。はちゃめちゃ騒ぎで見ちゃうけど核心に迫らないし うやむやでとりあえず『ドン!』みたいな。
否定すると薄情者と思われかねないから否定しづらいベタベタな人情も挟んでくるし。

みんなの愛すべきプリンセスレイアの遺作がこれって…って悲しくなりました。
ほかの監督だったらどんな風になってたんだろ…(´・ω・`)

あーぁ。
ジャバザハットの奴隷レイアとかパドメの戦闘服とかパドメのドレスとかさ、そういうグッとくるものみたいよ。
レイ、太った?

SWのことは エンターテイメントの一種で
映画の中のスターウォーズというか、もうスターウォーズというジャンルと思ってたけど、なんか映画っぽくしました感があり引いた。
キャストが一生懸命頑張ってるのが また私はつらかった。もっと良く作れたんじゃないかって、今までのスターウォーズを見てきたら思うんです…。

私は小学生の時に、ハリーポッターとロードオブザリングを見て中学生の時にスターウォーズ、マトリックスを見てズブズブと映画にハマれてつくづく幸せだったと思う。
本作を観て、スターウォーズや映画を好きになれる子どもたちがいるなら成功なんだと思う。
Ginny

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