翼

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けの翼のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

観終わってから数日経つが、ふとした時間にはスターウォーズのことを思い出している自分がいる。極めて良い余韻。
9作を束ねる良いエンディングだった。このSWを劇場で観れる時代に生まれたことを喜ばしく思う。

レイ、決意のライトセイバー起動SE「ヴィシュゥゥン!!」って音で劇場と椅子がビリビリ震えた時は昇天しそうになったね
空を埋め尽くす敵艦隊が攻めてきて「もうダメだーッ!」ってとこで仲間の民間艦隊ババーンッ!!にあわせてSWメインテーマ!!!とかファンを殺しにきてるとしか思えない。今でも脳内再生余裕です。最高すぎて死ねるよ

スターデストロイヤー内をさ、3人がストームトルーパー倒しながら進む様をドキドキしながら眺めるなんてさ、最高の時間よ。ep7もそうだったけど、旧三部作へのリスペクトを感じるのよ。ファンはその気概が嬉しいんだよね。
そーいった演出も込みで、やっぱりJJエイブラムスありがとう!!
エンドタイトルで名前バーン!と出て鳥肌ブワワーッ!ってなる名前、ジョージルーカス以外で許されるのはお前だけだよ!8で怪しくなった続三部作をキレイに畳んだと今ここに認める!!


追記:
C-3PO、本作の隠れた主役。
ep7からBB-8やR2-D2に良いところ持ってかれがちで、ディズニー監修のもと数多のシンボリックな新キャラ(ルーク島の鳥とか)にお株を奪われ続けた彼だが、本作では連続するシリアスシーンをアイスブレイクするおとぼけ役として持ち味を最大限に発揮。
忘れられがちな本業である翻訳機能が鍵を握り、シス語翻訳の為に記憶初期化という代償を払わざるを得ない場面でのR2への台詞なんて不覚にも泣けた。まさか3POに涙腺やられる日がこようとは。特に「彼は一番古い友人です」はウィットに富んだ最高のボケだった。正に9作目にして真骨頂を迎える彼はSWそのものと言える。
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