シュトルム凸映画鑑賞記録用改め

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのシュトルム凸映画鑑賞記録用改めのレビュー・感想・評価

3.7
前作の方がルークの最後の見せ場など盛り上がり箇所が多かった気がする。ランド将軍の再登場とか嬉しいけどね。しかし、何はともあれ、スター・ウォーズサーガも遂に完結。
西洋活劇に東洋思想を盛り込んでSFパッケージに仕立てるというのは西海岸のヒッピー文化に端を発した、時代の要請だったんでしょうなあ。それがこの唯一無二の宇宙冒険活劇を生んだ。
(追記 RPGの世界では最も緻密な世界設定を持つといわれるRuneQuestがスター・ウォーズとほぼ同年代で、やっぱり禅風味の要素が出て来るんですよね。ファンタジーとSFで両者は全く違うんですけど。フォースの代わりに、「啓発」(イルミネーション)という要素が出て来て、善悪定かならぬ東洋思想というのがムーブメントだったのです)

以下、プチネタバレですが






アダム・ドライバー演じるレンがジェダイに完全復帰して、レイとの間に次なる世代が生み出されるというのが、本来あるべき姿だと思ったんだがなぁ。レイの血筋とスカイウォーカーの血筋の物理的和合という風にならなかったのは、レイが一種犯しがたい気品と美しさをたたえているからか?あんまり異性とどうこうなってほしくない、そういうことを超絶した美しさを感じてしまったのかな。
いや、本当に、そのぐらいデイジー・リドリーは可愛い。