ゆう

国際市場で逢いましょうのゆうのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
4.0
おすすめしていただいたので、同時視聴で鑑賞。

朝鮮戦争で父と妹と離れ離れになり、母と残された2人の弟妹とともに避難民として釜山で育ったドクス。父が言い残した言葉を胸に一家を支えるため、西ドイツ、ベトナム戦争などにいき、生死の瀬戸際に立たされるほどの過酷な人生を歩むが…。

幼き日の、父、妹との別れが強烈な記憶として彼の胸に残る。一家の長として父の代わりを任されたことに対する責任感と、家族のための自己犠牲。しかしその中で見つけた小さな幸せ。
支えなければいけない立場で生きると決めてからの彼は、果たして自分の人生を歩んでいただろうか。やっと自分の夢をつかみかけたときに訪れる新たな試練、そしていなくなった肉親をどこまでも想う姿に、ボロ号泣。
こんなに泣くか…!? というほど泣きました。
ファン・ジョンミンの表情、声、空気感に心をわしづかまれます。
エンドロールで「なんだ、これ?」と思わずつぶやくほどの感動ぶりでした。

同時に視聴してた方も何度も観てるけれど号泣。よく泣く方ですが、私が彼でもそうなるだろうなぁというくらいの作品です。
本当に観てよかった! 
ゆう

ゆう