まりぃくりすてぃ

午後の曳航のまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

午後の曳航(1976年製作の映画)
4.0
三島由紀夫の最高傑作長編✒️が『午後の曳航』、最高傑作短編✒️が『憂国』、最高傑作弟子👨🏻‍🎓が森田必勝、、というのは日本人なら必ず押さえておかなきゃいけない定理! その『午後の曳航』が英国人たちによってこんなに無難に誠実に映画化されてたわけね。(いや、知ってた。。) お母さん役、熱演しすぎで可愛さ大持続🧚🏼‍♀️。船乗り役、私の想像と違ってヒゲもじゃ犬顔で、筋肉と肩幅と美形度が足りずでした💦  問題の(期待の)猫シーンですけど🐈🔪🐈🔪🐈、おおー、この手で来たか! 映像化によって全体のスケール感と風格が減ったけども、ラストは手堅く魅せてくれた。日本人ならこれいきなり観るよりも三島を三島の文章力でこそ味わうのがもちろんいい。「チーフ」よりも「首領」とあの子を呼びたいので。 三島の傑作妹子👩‍🎓になってあげようと昔ちょっとだけ想ったことある。