午後の曳航の作品情報・感想・評価

『午後の曳航』に投稿された感想・評価

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3.8
三島由紀夫文学の映画化。サラマイルズの美しさに心奪われる。大人になることがメインテーマ。子どもは理想から外れることが許せない。少年犯罪を予見した映画でもある。

脚本家のルイス・ジョン・カリーノによる、三島文学の映画化。意外に頑張って良い作品にしている。三島は海外の方が理解度が高いのかもしれない。ポール・シュレイダー「MISHIMA」は三島文学の分析になって…

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「彼を救い出さなきゃ。元の彼に戻すんだ」

三島由紀夫の同名小説を日米英で映像化。舞台は横浜からイギリス(と思われる)の港町に置き換えられている。
未亡人アン(演:サラ・マイルズ)には亡夫との間に一…

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原作は、三島由紀夫。これがイギリス映画で製作されているとは知らなかった。
何とも恐ろしい、子供の残酷さが描かれる。
未亡人のアン(サラ・マイルズ )にはジョナサンという多感な時期の息子がいた。そこに…

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日本で映画化したらもっと生々しくなっていたと思う。子供の恐ろしさが良く描かれている。
最近、マンションの6階から笑いながら大きな石を落としていた子供を見た。
Taul
3.0
三島由紀夫の原作で見た時は分からなかったが、あの午後の感覚は大人になってから分かったような気がする。
IMDb 6.2
三島由紀夫原作

かなり前にテレビで見た。見なきゃ良かった。

なんも知らん状態で観たが、陰湿そうなガキどもが出てきたのでイギリス映画だと確信した。
ほどなく猫の生体解剖などやりだして、それ見たことかと。

シンママを演じるサラ・マイルズは『ライアンの娘』を彷彿…

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多感な少年ジョナサンの父親は亡くなっていて、美しい母アン(サラ・マイルズ)との二人暮らしだった。
あるとき、隣にある母の部屋との間にのぞき穴を発見する。
住んでいるイギリスの港町に大きな貨物船が修理…

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汽笛の音によって少年の世界が完成する描写がなかったのが惜しい

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