橘

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちの橘のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『シャッターアイランド』と似たようなお話…と思ってたらこちらはエドガー・アラン・ポーによる原作がある。「タール博士とフェザー教授の療法」_φ(・_・

主人公のエドワード・ニューゲート医師(白吉っちゃん!って思ってしまった…)が、言動がおかしいので医師じゃないというのは薄々思っていましたが、院長先生まで本当は患者さんで病院を乗っ取ってるとは思いませんでした。
ベン・キングズレーさん、同じ感じの役されてるなと思ったけれど…こちらも従軍医師時代の行動から入院することになったみたいでした。ニューゲート医師(仮)から許しの言葉をかけられても、本人は自分自身を許せなかったのかな。。壊れるところ、壊れた後…凄かったです。

本物のニューゲート医師の大学での講義も、本物の院長が行っていた治療も、患者の扱いが酷くて。
それも、成り代わった一因かと思うとつらい。ラム院長、トラウマがひどいだけでそれ以外は正常なんだとしたら恨みは募らせるな。。

ニューゲート医師(仮)、今度はラム院長の名前を騙って生きてるのすごい。でもイライザには救いなのかも。
救いってなんだろ。。
橘