正長の土一揆の作品情報・感想・評価

「正長の土一揆」に投稿された感想・評価

TOHOシネマズ六本木での完成披露特別上映会にて鑑賞。
1428年(正長元年)に起きた日本最初の土一揆「正長の土一揆」を題材に「闘茶」(葉の種類を当てる勝負)を絡めた作品。

農民たちは凶作や将軍の代替わり、借金などに苦しめられていた。
茶園主の平次郎(斉藤洋介)は農民たちと共に徳政令の発布を要求するため大乗院へ向かう...
以前、農民に襲われていた所を平次郎に助けられた土倉(金貸し)の嵯峨屋(マギー司郎)の計らいにより「和紅茶による闘茶」で争いの決着をつけることとなるが結果はいかに?!というお話。

斉藤さんは少しモゴモゴ、マギー司郎は演じるというより本人のまま(それが逆にホッとするかも)、他の役者さんはさすがプロ!といった感じ。
音楽にも気合が入っていて感嘆。
山場である闘茶のシーンは息を飲む。

小川のインサートで岩の間を埋めるためのコンクリート(表面に小石を散りばめたやつ)が少し映ったのが残念。

また秋原監督の映画は『デジタルシネマサーカス』という独特のスタイルで、撮影にたくさん参加した役者やエキストラが観客に多い特長がある。上映前後の観客の楽しそうな様子を見ていて「こういう映画のやり方も良いなあ」と感慨深く感じた。

茶園のある山々の風景は良いなあ!とお茶が飲みたくなること請け合い。