わたがしたんぷぷ

怪物はささやくのわたがしたんぷぷのレビュー・感想・評価

怪物はささやく(2016年製作の映画)
3.9
重病に侵されている母親を持つ13歳のコナー( ルイス・マクドゥーガル )は居場所を無くし悪夢を見る日々を過ごしている。ある日巨大な木の怪物が現れコナーに物語を聞かせ、またコナーに物語を語るように告げる。

暗い雰囲気でありながらメインストーリーはコナーの成長を描いているところが気に入りました。怪物が語るストーリーは考えさせられる内容でコナーの行動が描かれ心を悟る、全体的なストーリーがとても素敵だと思います。

ダークファンタジーということで基本的に寂しくて薄暗い雰囲気で進む映画です。効果音はありますが音楽は小さめかほとんど流れずに物語が進んでいくので、ファンタジーでありながらリアルな雰囲気を感じます。

そして、映像がかなりすごかったです。違和感を全く感じないCG、絵を描いている時や様々な構図と物語を語る時の水彩アニメーションがとても美しいです。部屋のイラストなどの小物や家具なども素敵で気に入りました。

ファンタジーが好きで暗い心と向き合うストーリーも好きなので、また何度か観たい作品です。水彩アニメーションの物語だけでも観たいです。