84年に大ヒットした『ゴーストバスターズ』の主人公たちを、装いも新たに女性キャストへ一新し、リブート＝再起動させた痛快オバケ退治映画の新作だ。
オリジナルを超える事は難しいが、内容としては面白く、中々の出来だと思う。
海外の反応や“元祖”の熱心なファンからはブーイングを受けたようだが、個人的には充分に愛が感じられ、楽しむことが出来た。
現在は俳優休業中のリック・モニラスと惜しくも14年にこの世を去ったハロルド・ライミスを除いた前メンバーのビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバーらが出演しているのも嬉しい。
耳に残る主題歌は勿論だが、何と云っても、あの“ノー・ゴースト・サイン”のロゴデザインは傑作であり、つくづくアメリカ人のセンスの良さを感じる。
60 2021
