898本目。
前作は学生時代に大ブームとなった映画で、今でも「ゴーストバスターズ！」とテーマ曲を口ずさんでしまうほど、刷り込みの強い作品であったため、本作品を楽しみにしていました。
今回のゴーストバスターズは女性４人組になりましたが，「何故に女性チーム？」うーん，いまいちコンセプトがよくわかりませんでした。クリステン・ウィグやレスリー・ジョーンズ，さらにメリッサ・マッカーシーなどコメディの実力者が出演しているのに，おもしろさが今一つ伝わりません。それぞれのキャラクターが弱いことも影響しているのかもしれません。
CGは前作と比べると雲泥の差ですが，内容は前作の圧勝です。本作品は内容にかなり無理があると感じました。現代で以前のノリは，もはや通用しないということがはっきりと露呈してしまった印象です。
「ゴーストバスターズ！」の挿入歌も今風にアレンジしてありましたが，やはり私には違和感と寂しさが残ります。レイパーカーJrバージョンのご機嫌なサウンドが忘れられません。
唯一キャラ濃いめの頭が空っぽなイケメン役=クリスヘムズワースが出演したおかげで救われたような感じがします。
また前作出演者によるカメオ出演も，押しつけがましさがなく好感は持てました。
アンディ・ガルシアが特別出演していましたが、急激な老化がちょっと心配になりました。
