このレビューはネタバレを含みます
『ぱるみさんは、完全な文系だね』
と、塾の先生に言われたことがある。
学生の頃、塾生徒のみんなの前で、簡単な因数分解が解けなくて顔が真っ赤になり、赤っ恥をかいた記憶がある。
君は完全なる『文系』だ。
『文系』だと言われたから、私は数字が弱い人間だっていう固定観念が生まれてしまった。
高校の偏差値で、私の実力、ここまでだって、
自分で線を引いてしまった。
数字は、奥深く、数字は、芸術なんだと、この映画のセリフで、再確認したよう。
ネイサンのママのように、息子に近付きたいって、数学の勉強を始めたお母さんは、聡明な人。
学生に戻って
数字の美しさに、気づきたいなぁ。
今からでも遅くはない!参考書も買ってるし、一から勉強するぞ☺️
もしかしたら、数字は、この世界は広いのだ
と教えてくれる、素敵な『藝術』なのかもしれない。
作品のセリフでもあった。
音楽は、数学は、藝術なのよ。
硬化症の先生と、ネイサンのママのキスシーンは胸がキュンとした。
広い世界をみなくては…
追伸
おばあちゃん、長い間、逢いに行かなかったことを深く、深く、後悔してる。
お父さんと、寸前までお話できて、おばあちゃんは、幸せだったって、想いたい。
孫を見つめる祖母の目には、深い愛情があった。
私と、おばあちゃんは、ツンデレの似た者同士。
ずっと、ずっと愛してるよ。