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ヒメアノ〜ルのharuのレビュー・感想・評価

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)
3.6
ヒメアノール。
どんな意味なのか知らなかったですが、爬虫類(トカゲ?)のことらしいですね。
強者に蝕まれる弱者を示すワードのようです。

いろんな、追い込まれた弱者が登場します。

サイコパスとしか思えないような殺人を繰り返すストーカー男『森田』も、森田に脅され続ける『わぐっちゃん』も、我関せずが基本の『岡田』も、他人をいじめることでしか自分を守れない『川島』も、自分ではなかなか行動できない『安藤』も。

みんなタイプは違えど弱者。
安藤が冒頭でいうように、悩んでいない人間などいないという言葉は、“人間は皆弱者である”ということに繋がるのでしょう。

しかし、佐津川愛美さんが可愛らしいです。あんなに童顔なのに、迫力のあるベッドシーン。すごい。
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