当時の風潮やろうけど、イギリス人の選民思想がチラチラするのが嫌。
インド人がイギリス人より優れてる訳がない、的な思い込みに終始イライラする。
今では数学界において"魔術師"とまで言われ敬われているインド人数学者ラマヌジャンさんが、お高く止まったイギリス人連中に侮られまくる2時間。
観ててスカッとする場面がない、っていうのが一番の感想。
最後は皆から称えられるんやけど、彼が評価されるまでの道のりが長い。
神に愛された数学力を披露しても高飛車なイギリス人はインド人の彼を評価してくれないし、敬虔なヒンズー教徒であるために肉が食えない彼は、戦時中で野菜も不足しているせいで食事が取れずにゴリゴリに弱っていくしで、
もうとにかく元気の出ないエピソードのオンパレード。
もっとパーッとした気分の良いシーン無いんか!って叫びたくなる。
いっそムカつくイギリス人どもをヨガで殴り倒すとか、ヨガファイアで焼き殺すとかしてくれた方が盛り上がったんちゃうか。
とはいえ実話やからなぁ、、仕方ない。