はま

ザ・ヴェンジェンスのはまのレビュー・感想・評価

ザ・ヴェンジェンス(2014年製作の映画)
2.5
唐突なタイ映画🇹🇭
「次世代のトニー・ジャー」ことダン・チューポンくん主演作(言うてそんな年齢変わらないんですけども)。
『マッハ!』の弐と参での"黒いヤバいやつ"っていう印象しか知らなかったので(笑)、普通にしてるとイケメンなんだなーと思いました。

ダンくんを見る分には大満足な一本。
映画としては… 本気でヤバい←

まずストーリーにツッコミどころがありすぎる。
「なぜそうなる?」「それはなに?」のオンパレードだし、そもそも場面変換が急すぎて時間経過もよく分からないし、映像から読み取れる情報が難解すぎて…
「多分こうなんだろうな…」って想像で補うしかない部分が多すぎるよ!(笑)

とりあえず両親の仇をとる兄弟2人のお話なのは分かったけど、ヒロインの存在がマジでほんとに意味わかりませんでした←

そんで案外アクションシーンの重きが銃に置かれてて劇中ガンガン銃撃戦を繰り広げるのに、弾の当たらなさがやばい(主人公補正)。
だがこっちの弾は(どんなに照準が定まってなくても)必ず当たるぞ。
銃撃戦雑すぎィ!

一番意味分からなかったのはダンくんの身体なんですけどね←←
直径5〜6cmはある鉄パイプが身体の中心を貫通してるのに死なない。それどころかちょっと休んだら普通にアクションしてる。

「(゚Д゚)え(゚Д゚)待って(゚Д゚)何日休んだの?(゚Д゚)あれからどのくらいの時間が経過したの?(゚Д゚)」
って考える間もなくドンドン映画は進むし、その間にも「いや(゚Д゚)爆発したやん(゚Д゚)何で生きてるの(゚Д゚)」
ってなるし、私の脳内が全然映画に追いつかない。

永遠に前のシーンに置いていかれたままになるので、最後の方は「ひとまず前のシーンのことは忘れよう」っていうスタンスで挑んでました(笑)
今この人たちが何のために戦っているか考えてはいけないのだ……


とりあえずダンくんは素敵でした。
血の飛び散り具合もアクションの痛々しさも良い感じのバイオレンスさだったので、ストーリーと切り離して観る分には満足感ありました。
はま

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