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ピートと秘密の友達のHKのレビュー・感想・評価

ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)
3.6
名前だけは聞いたことがあったディズニーの『ピートとドラゴン』のリメイクです。
先日観た不思議な作品『ア・ゴースト・ストーリー』やロバート・レッドフォードの引退作(?)『さらば愛しのアウトロー』のデヴィッド・ロウリー監督作品だったので気になって鑑賞。
本作でもレッドフォードが昔ドラゴンを見た老人役(・・・)で出ています。
主演は子役の他にブライス・ダラス・ハワード(今回も巨大生物担当?)、それに最近よく見るカール・アーバン。

森に迷い込んだ5歳のピートは『ジャングル・ブック』のように狼・・・ではなく伝説のドラゴンに育てられます。
旧作は『メリーポピンズ』のような実写とアニメの合成で、ドラゴンはいかにものアニメキャラだったようですが、本作はなかなかリアルなCG。
でもアッサリ序盤から登場する巨大ドラゴンはモフモフの毛皮仕様です。
ドラゴンと言えば硬い鱗に覆われたイメージがありますが、ちょっと『モンスターズ・インク』のサリーっぽくて、色はマイクのように鮮やかなグリーン。
近年になって恐竜にも毛があったと発表されてますがその影響もあるんでしょうか?
顔も愛嬌があって怖くは無いもののCGのクオリティは高く存在感アリ。

例によって人間のエゴがピートとドラゴンの仲を引き裂こうとしますが・・・
レッドフォードがいい役。
お約束的展開のディズニーのファミリー向け作品なんですが、この監督キッチリと手を抜かずに作っているので不覚にも泣けました(最近は歳のせいか何見ても泣くんですけどね)。
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