志麻凛

ビデオゲーム THE MOVIEの志麻凛のレビュー・感想・評価

ビデオゲーム THE MOVIE(2014年製作の映画)
3.4
昨今、『PlayStation5』や“ポケモンUNITE”が遊べる『NintendoSwitch』などのゲームの歴史を遡っていく、ドキュメンタリー映画。様々なゲームの事例を取り上げて進んでいく感じで最初は楽しめたが、終盤に近づくにつれて間延びしちゃったかな?って感じです。同じことをさっき聞いた気がするし

今作を通して“アタリショック”の存在を知りました。あの有名なSF映画“ET”のゲームを売り出した所、『クオリティが低い』『ETのゲームはこちらまで』(処分用)など評判がガタ落ち、Googleで調べたところ、評価してるのが全体の20%、同じSF映画でゲーム化された“Back To The Future”は評判が良かったのに。そしてそれに対する様々な人の意見を聞けて良かったです。その中で笑ったのは、“タイタニックのようにね”です

“映画は見てる人が展開へ及ぼすことは無い。しかしゲームは違う”という言葉を残してる方がいました。確かにそうで、どんなな映画を見ていても自分自身が「あ〜なれ!」「こいつが勝つ」「この人と結婚するでしょ」などの事を思っていても、映画(ドラマやアニメも含む)は映画として物語は筋書き通りに進んでいく。しかしゲームは、やる人やる人によって物語が変わっていく。簡単な事例だと、『ポケットモンスター』で最初に御三家を選ぶけど、まずそこでストーリーが別れていく。そして道中でトレーナーと戦ったり、ファッションを嗜んだり、ポケモンを捕まえたりと、パターンが沢山枝分かれしていく。このようにゲームは映画と違ってストーリーが各々生まれていく、という概念を諭しているのが良かったな

OPとEDがとてもかっこよくて、導入と余韻が両方楽しめました
志麻凛

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