タイトルと、その書体はしっとりしたノベル風ですが…
うええええええ💀
しんどいいいい☠️
わたくしホント、日常的に体調悪くて（問題ない日が月に2日位しかない…）、実際ここ二週間くらいずっと頭痛が続いてるものですから、正直映画の中でまで体調の悪いのの追体験したくないですわ…。
実話？コッチだって！
ナイタイか週間釣りニュースかニューヨークポストのどれかで働く若い女性記者スザンナ・キャラハン。最近は彼氏が出来たり、大きな記事を任されたりと順風満帆だったのだけど、ちょっと身体の具合が悪い。
…以降、だんだんと心身共に悪くしていくスザンナの様子を1時間くらいかけてコッテリと描きます。
何しろ実話が元になっているのと、映画の使命自体がエンターテイメント的で無いので仕方ないとは思うのですが…、ちょっと作品の構成に捻りが無さすぎるのではないかしら？変に脚色するよりは良いのだけど、これだとホントに健康促進バラエティ番組の再現ドラマと大差無い気がしましたよ。青汁で良くなっちゃうのでは？と。
例えば、ですけど、同様のケースで原因が特定出来なかった患者とかをクロスして描く事は出来ただろうし、キーパーソンになる先生の過去を描く事も映画のプラスになり得たと思うのだけど、ひたすらスザンナの物語にフォーカスを絞った今作は、結果的にクロエの演技の幅をアピールするプロモーションビデオみたいに見えてしまった。少なくともクロエに好感を抱いていない人は観ないでしょうね。どうやって人に勧めてよいのか分からない…。原題は『Brain on fire』。…『震える舌』みたいなニュアンスでしょうか？うっかりメタル野郎とかが劇場に飛び込んで、ションボリしながら出て来たりしなかっただろうか？「…no fire.」とか言いながら。
ところで、もし自分の体験が映画されるとして、「あなたの役を玉木宏さんが演じることになりました！」とか言われたらどんな気持ちなんでしょうね。「よっしゃ！」じゃ無い気がしちゃうな。「…鳥肌実さん辺りにしてくれません？」とか言えばよいのか？いっそ、クレイアニメかロトスコープとかにして欲しい。…クロエの微笑みを見ながらそんなことを考えたのでしたよ。あー、頭痛い。しむー。
