JIN

ヴァレリアン 千の惑星の救世主のJINのレビュー・感想・評価

4.2
あまり期待してなかったんやけど、『フィフス・エレメント』を作ったリュック・ベッソン監督のSF大作なら映画館で観る価値はあるだろうと。
実際、映像が素晴らしくて、没入感という意味でも大きなスクリーンで観て大正解だった。

西暦2740年を舞台にしているので、果して人間の想像力をどこまで発揮して作られたSFなのかっていうことに注目。
その点ではあらゆる宇宙人との交流が当たり前のように実現している世界にも関わらず、アイテムも乗り物も音楽もクラシックに感じてしまった。
ヴァレリアンって何なのか?と思ったら主人公の名前やったんやね。
彼と相棒のローレリーヌの連邦捜査官コンビの活躍の話。
ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュが可愛かったなあ。
原作はフランスのマンガらしいけど、まさに内容もマンガチックな感じで、そのまま実写化したような雰囲気だった。

観てみようと思った一つに、予告編でリアーナが出てるのを見たというのもある。
ちょこっとだけかと思ったら、意外と見せ場もあって美味しい役所だったと思う。
それと国防長官役でハービー・ハンコックが出てて、イイ味出してたね。

ヴァレリアンとローレリーヌのコンビのキャラは良かったし、いろんな宇宙人や未来の何やかんや世界観を見てるだけでもシンプルに楽しかった。
ストーリー展開はちょっとまどろっこしさも感じたけどね。
JIN

JIN