おときち

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬのおときちのレビュー・感想・評価

3.7
「アイスも食えるし、スムージーも飲めんだぞ!」


『賭ケグルイ』でハマった森川葵で検索して見つけた本作。
あー面白かった。笑った笑った。
小さい頃「死んで地獄に行ったらどうしよう…」なんて心配したこともあるけど、これ観たら「地獄でいいや」と思える。地獄楽しそう。
ギターの「H」コード笑った。あんなん弾けるわけないじゃん!って思ったら「そうやって押さえるの?」と。


映画と舞台の良いとこ取りみたいな印象。地獄でのシーンは舞台のお芝居を観ているみたいな感じ。シンプルなセットと限られた空間と人数で進む。
輪廻転生で生まれ変わるのも面白かった。インコかわいい。人間に戻れた時は声出して笑った。いろいろなものに視点が変わるのって楽しいな。


そうだ、森川葵だ。森川葵。開始数分ですぐにノックアウト。はいきたー、やられたー。かわいい。声もすごく好き。
その他の出演陣ももう豪華というかなんというか。
長瀬智也に神木隆之介、桐谷健太、清野菜名とか。清野菜名、良かった。宮沢りえも。Charや野村義男、ROLLY、マーティン・フリードマンとかも驚いた。パッと思い出せないぐらいたくさん。片桐仁もいたね。
古田新太、荒川良々、皆川猿時など宮藤官九郎作品の常連も。
福田雄一作品も最近観たけど、クドカンの方が好きかな。
クドカン作品の方が、役者がちゃんとその「役」として見える気がする。

劇中で歌われる曲がいちいち良い曲で。最後クレジット見たら向井秀徳とかで納得。

基本的にずっと笑いながら観ていたんだけど、最後の方は少しグッときてしまったかな。一途な想いっていいよね。


隣にいる人を大切にしよう。
アイス食ってスムージー飲もう。