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シャドー・オブ・ナイトのyumeayuのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
4.0
伊藤?伊東?

Netflixオリジナルのインドネシア産アクション。
とにかく体を張ったアクションがすごい。
かっこいいとか、華麗とかではなくて、とにかく痛そう。
敵も味方も関係なく殴られまくり、撃たれまくり、刺されまくりで、みんな血だらけ状態(笑)。
まさにバイオレンス!

犯罪組織の殺し屋である主人公イトウは、ある任務中に一人の少女の命を見逃したことで、組織から裏切り者として命を狙われる羽目に。次々とイトウの前に組織からの刺客が現れる。彼は巨大な犯罪組織を相手にした壮絶な戦いに身を投じていく…。

正直、ストーリーはなんだかよくわからない。
敵味方共に登場キャラクターが多く、"六つの大海"や女性殺し屋集団"ロータス"、謎の"オールドタイガー"など、それっぽい名前が出てくるものの、全容は明らかにならなかったり、中途半端。
個々のキャラクターは個性的だっただけに、もうちょっと説明があってもよかったと思う。

ただ、それを補って余るほどアクションはすごい。
その辺のハリウッド作品にも引けを取らないと思うくらい。

女同士でも容赦ない。
女性殺し屋同士が戦うシーンがあるんですが、これがかなりすごい。
軽やかな身のこなしでスマートな戦いを見せるのですが、1発1発のダメージがやばい。めちゃくちゃ痛そう。しかもグロい。女性でもボコボコだし血だらけになるのは珍しい。ある意味で男女平等の扱い。

一方で、男同士はさらに血みどろの殴り合い。
主人公とライバルが戦う最後のシーンは、これまた痛くて激しいバトルなんだけど、やりすぎでなんだか笑えてくる。
致命傷っぽいダメージも全然平気だし、死にそうで死なない。とにかくタフすぎ!!

とにかく最初から最後までアクション満載で、もうお腹いっぱい。
これは隠れた名作と言えるでしょう!
Netflix加入者は是非見てほしい。

あと、鑑賞中ずっと思ってたんですけど、主演のジョー・タスリムってサッカー日本代表の岡崎慎司に似てる。
その熱いプレースタイル込みで(笑)。
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