タイトルに惹かれて鑑賞。
青春×ロードムービー×濃いキャラ
の3要素はやっぱり外さないと確信。
「50年後の僕たちは」もそうだけど、自分の殻を破れないでいる思春期の少年と、ぶっ飛んでる転校生の組み合わせもいいよなあ。
内気だった少年が、ぶっ飛んだヤツから影響を受けて行動を共にすることで、次第に変わっていく。ベタだけど、すごい好きな展開。
すごい好きな展開の上に、ところどころしょうもないギャグも挟まっていて、それがまためちゃめちゃツボだった(笑)
逆モヒカンのシーンは腹抱えて笑った(笑)
そして、この作品の凄い良いところは、旅に出る前の家庭環境や背景の部分をしっかり見せてくれたところ。これがあるからこそ、彼らに感情移入できたし、自分を重ね合わせることができた。物語の最初でどれだけ観ている人を引き込めるかってかなり大事ですよね。
この作品を観て改めて、思春期の友達とか経験の大切さを実感した。
そしてひと夏の経験が少年を大人にさせるってこともね。
もう戻ることは出来ないけど、あの時期感じていたことをいつまでも大切にしていたいな。