995本目。190405
本作でのデンゼル·ワシントンはピンチらしいピンチも無く、圧倒的な知略と強さで敵に向かい、終始安心して鑑賞することができました。しかし、本作品が続編でなければ今回の設定を楽しむことができたでしょうが、前作と比較すると話が雑になってしまった印象です。
前作では、過去を隠してひっそりとホームセンター勤務をしていた主人公が、意外な経歴と経験値によって、ホームセンター店内の商品を工夫して武器に仲間たちと敵に応戦するという描き方にわくわくしたものでした。
本作では主人公がタクシードライバーに転職していましたが、他人のトラブルに顔を突っ込み、自ら積極的に情報収集をしているようにさえ感じました。そのような視点からだとタクシードライバーの方が断然条件がよいですね。
すでに死亡者扱いになっているのだからひっそりと暮らしていくべきなのに！
彼はどれだけ世の中の不条理が許せないのでしょうか。
デンゼル·ワシントンやリーアム·ニーソン、スティーブン·セガールなど皆アクションをするには苦しくなってきています。彼等に替わる次世代のスターが頑張らなくてはいけないのですが、ジャニーズといっしょでお客を呼べるのはオジサマなのですかね。世代交代に期待します。
