ヨーロッパで大人気のスポーツ・ロードレース。
その世界最高峰「ツール・ド・フランス」にて7年連続の総合優勝を成し遂げたランス・アームストロング。
これがいかに凄い事か、
ロードレースに馴染みのない日本では分かりづらいかなと思いますが、偉業、伝説、奇跡、なんて言葉で修飾しても全く問題なし、大変な事。
そんな凄い記録、しかもランス自身は癌から復帰し、どん底から頂点に上り詰めたアメリカンドリーム。
そんな男が実はドーピングをしてました。
そしてそれはロードレース界全体に蔓延していたりと、問題だらけ。
そんな腐敗とランス自身の姿を描いた映画。
個人的な感想としてはそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。
ちょっとそれは残念でした。
面白いなと思うのは、デイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に映画化していて、外から見てランスの内面を描こうとしている点。
スポーツ世界の華やかな裏の闇を見た様な、そんな作品ではありますが、どうもスッキリとしない心にシコりが残った感じです。