二人組の子供が家出をして無人のパトカーを盗む。
そしてそのパトカーは悪徳警官ベーコンのモノで、悪事がバレると大変なベーコンは盗まれたパトカーを何とか取り戻そうとする。
何で子供達が家出をしたか、ベーコンはどういう悪事を働いていたかは最後まで語られず、シンプルにそのシチュエーションだけで話が進む構成は潔くてサラッと観るにはちょうど良かった。
でも食い足りないと思われてもしょうがない位のアッサリ風味。
ベーコンが車を盗む場面、窓を少し開けてそこからヒモを垂らしてカギを開けようとするが、短い尺の映画なのに何度も失敗するのを結構長々と映すので、何かあるのかなと思ってハラハラした。結局何も無いんだけど(笑)
後は一番ハラハラしたのは、子供達がパトカーにあった銃で遊ぶ場面。
防弾チョッキを一人の子供に着させて、試し撃にをしようとしたり、弾丸が出ないからと言って銃口を覗き込んだり、危なっかしい行動のオンパレード。
この映画はイヤホンをして観ていたが、その辺りの場面では突然ドカーンとなりそうでビビってしまい、思わずボリュームを下げた(笑)
話全体よりも、そういうちょっとした描写の方がやけに印象に残った。