アタフ

ニーナ・シモン 魂の歌のアタフのレビュー・感想・評価

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)
3.0
僕がニーナ・シモンという人を知ったのは、デヴィッド・リンチ監督の『インランド・エンパイア』のエンディングで使われていた『sinnerman』という曲。
映画のインパクトもさることながら、曲のパワーに圧倒されて「何だこの曲は!?Σ(゚Д゚)」とニーナ・シモンという歌手に興味をもつきっかけとなりました。

彼女の曲はとてもパワフルだし魅力的であるが、
このドキュメンタリー映画では彼女の”怒り”という感情が数々の名曲たちを生み出していた説明されている。

白人の黒人に対する差別への”怒り”

夫の暴力に対する”怒り”

”怒り”という感情は力にもなり彼女を活躍させるが、それは諸刃の剣であり彼女は精神のバランスを崩していく。黒人や自らの自由のために闘った壮絶な人生がこのドキュメンタリーには映し出されていました。

「I Wish I Knew How It Would Feel to Be」という自由について歌った曲がお気に入りです。
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