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レディ・プレイヤー1のionのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうしようなんか話題だったけど全然期待してなくて、なんとなくそろそろ見とくかくらいの気持ちで見たらめちゃくちゃ良かった。

映画やゲームなんかのポップカルチャーが好きなら好きであるほどより楽しめる映画!
気づかないところも多々あったとは思うけど、知ってる小ネタが次々出てきてめちゃくちゃテンションが上がる。

ビジネスでゲームを支配しようとする大人vsポップカルチャーが好きで世界を守りたい青年の構図が良かった。現実でもそうだけど、やっぱり娯楽コンテンツのトップには金稼ぎビジネスマンより、オタクで愛のあるやつがほしいよな。

こういうジャンルの作品ってラストは大体決まってるからどうなるんだろう!?!みたいなドキドキはないしもちろんご都合主義な面は多々あるけど、それを凌駕する映像の凄さと、それこそポップカルチャーに対する愛が詰まっててエンターテイメントとしてすごく楽しめた。

サマンサ現実でもめっちゃ可愛いんだから「可愛いよ」って一言言ってやれよ!!!!!と思っけど、それ言えないのもウブな青年らしくてよかった。
最近ではゲームとかネットで出会って結ばれるケースも珍しくないけど、もしかしたら現実で出会うより本当の愛なのかもね。

ラストの創設者との対話シーン、不覚にも泣いてしまったな…、私のゲームで遊んでくれてありがとう、製作者ってこれに尽きるんだよな…。

最近の作品はいやに多様性に対して「ほら分かってるでしょ?」感を出してくるのが透けて見えたりするけど、今作品は世界で繋がれるゲームってだけあって、多様性も割と嫌味なく描かれていてよかったな…。
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