最高だー！！と観終わってから叫びたくなる傑作。
映画、アニメ、マンガ、ゲーム。あらゆるポップカルチャーへの愛を詰め込んで、少年少女が世界を守る王道アドベンチャーに仕上げたスピルバーグ、ほんとに70歳なのかと。このめくるめく想像力とフレッシュさ、いつまでも少年の心を持ち続けているんだなぁと胸が熱くなる。
とにかく映像が凄い！
冒頭の"オアシス"の各エリアの紹介からCGクオリティの高さを見せつけられ、ティラノとコングの間を抜けてデロリアンが爆走するレース場面の迫力に舌を巻く。何より「シャイニング」の再現っぷりには興奮した。笑
そしてトドメはガンダムですよ。あそこだけ日本語なのズルいでしょ！しかもアレと戦うなんて！
あの辺の場面は情報量多すぎるから、静止画コマ送りで観たいな。笑
"Jump"や"Stayin' Alive"をはじめ、80年代の名曲の数々も雰囲気と合っていて良かった。華やかなシンセ・ポップチューンが多い中、現実世界のサマンサのTシャツがジョイ・ディヴィジョンってのも面白い。
ラストも好きだなあ。ここまで何でもアリな仮想現実を描いておいて、一番大切なものは何かっていうのもしっかりと示してくれる。（それを伝えるマーク・ライランスがまた最高…）
しかし版権問題とかいろいろ大変だっただろうな。ほんとにスピルバーグ夢をありがとうと言いたい。
