shino

レディ・プレイヤー1のshinoのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
すぴるばあぐかんとく「かーしーてー!!」
えらいひとたち「いーいーよー!」

ここまで世界中で人気のポップカルチャーサブカルチャーを一堂に集めた映画を作れるのはスピルバーグしかいない!本当の意味でスピルバーグでしか作れない映画だった…!
初っ端からデロリアンと金田のバイクがチェイスしてるし、それを邪魔するキングコングやジュラパ。中盤ではHerejohnnnnyyyyyyyyyyyyはいもうこれだけで加点式だと80000000000000000点。80年代の文化というか映画好きなのではちゃめちゃに興奮だよね……今何年代だ……
VRゲームってもっと発展の余地があると思ってて、個人的にはオアシスみないなオンラインVRゲームが出来るのも時間の問題かなと思ってるしやりたい(にわかなのでもうあったらすみません)

一方でよくよく考えると闇の深いところがあったなあ。ゲームに熱中して火事を起こそうとした母親、課金しすぎて貯金を失う彼氏、ゲームに負けて自殺しようとする社畜。馬鹿で明るく楽しいギーク映画な一方、破綻した現実を描いてるのところが、この映画の根元であると思う。説教くさいと揶揄されてるけど、よくよく考えてみると現代のソシャゲブームに少し当てはまるのではないかな。

あとまあ個人的に引っかかったのはパス管理ガバガバすぎて今のご老体かよ近未来人のくせにってなりましたね。あまりにもガバガバすぎて最初の段階でガバガバかよってさすがに登場人物に呆れてしまった。いやガバガバすぎやろ。
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