けーすけ

レディ・プレイヤー1のけーすけのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.6
2020/06/30(火) Amazonプライムビデオにてレンタル鑑賞。

何でこの映画の事全然知らないままだったのだろう…。めちゃめちゃ面白かった。
タイトルは『Ready Player One』で「1人目のプレイヤー、準備OK?」的な意味合いなのですね。Ladyが活躍する映画だと思ってましたよ。



最初から最後まで、全てがイースターエッグの塊みたいな、映画やゲーム好きにとってはある意味暴力的な映画。
初っ端からバットマンやロボコップ、ハローキティなど「よくこれだけのキャラ使用の交渉したな…」という感じで、見た事あるキャラが鬼のように出てくる。とてもじゃないけど探しきれない。笑
製作に関わったスタッフも「あれ入れたい!これ入れたい!!」って山ほど小ネタを持ってきたのかなって思います。作るの楽しかっただろうなあ…。観ている方もストーリーそっちのけであれこれ探してしまう。


ただ、元ネタが全くわからなかったり、最初から最後まで小ネタやオマージュ全開なので、そういうノリが苦手な人には向いていない映画かもですね。



単純にアバターで、仮想世界での戦いがひたすらなのかと思ってたけど、現実世界の話もリンクさせつつストーリーが進行するのが飽きさせず好ポイントでした。
仮想世界に逃避する人ばかりになった世界でも、現実にも希望が持てるような演出となっております。
ただちょっと強引な展開とか感情移入しにくい部分もあり、そこが勿体なかったかな、と。



そして個人的にはデロリアンが出てきただけでテンションMAX!
しかも音楽はアラン・シルヴェストリが担当。シルヴェストリ印なスコアで、オマージュされた映画をモチーフにした楽曲も多々でしたが、バック・トゥ・ザ・フューチャー的部分は最早そのまんまな感じの劇伴でした。最高かよ!


1980年代の音楽やゲーム、映画、漫画などのカルチャーを「これでもか!」とふんだんに取り入れた映画、最高に面白かったです。



とりあえず『シャイニング』ちゃんと観ておくんだった・・・。
あと、パスワードは手書きメモで貼っちゃダメですぜ!( ..)φ


[2020-100]
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