けーすけ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのけーすけのレビュー・感想・評価

4.5
ロシアの潜水艦に搭載されていた超高度なAI技術、それを使うことで敵艦から見つからず行動できるはずであった。しかしそのAIが謎の暴走を起こし、潜水艦は海の底へ。そのAIには2つの鍵を組み合わせた技術が使われていた。“それ”を手に入れれば世界を手中にできる…。各国の思惑が交錯する中、スパイ組織IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は阻止するために鍵を追いかける・・・






2022年に公開された『トップガン マーヴェリック』から1年。トム様の雄姿が再び観られるってことで劇場行ってきました!コロナ禍で延期もされ、配信に切り替えられるような映画も多い中、トムが頑なに映画館での公開に拘った一作、はたして。

とりあえず前作までの復習とかもせずに行ったのですが、主要メンバーのルーサーやベンジーはともかく、過去作の人物との関係性をすっかり忘れてたので、ちょこっと予習・復習してから観たほうがいいかも。登場人物も多いので物語についていくのは中々大変でした…(それでもアクションシーンで楽しめる)。

以下、鑑賞しての感想をつらつらと。ネタバレはしませんが、鑑賞時の気持ちに影響はあるかもなので気にされる人は鑑賞後にお読みくだせえ。







トム様、撮影時で還暦迎えるくらいの年齢だったんですかね?相変わらず全力で走ること走ること。空港の屋上とかで走ってるシーンをギャグに変えるくらいだったので、もう狙ってやってるんだなあと。

アクションシーンもてんこ盛りで、市中でのカーチェイス&銃撃戦(やや冗長)、列車での冷や冷やアクション(普通は一瞬で振り落とされるよね、と野暮なツッコミを入れたくなる)、暴走列車を止めるくだりとか、既視感あるシーンもちょこちょことあったが、「トム様がスタントなしで体はってやってるのよね」という事だけでもハラハラドキドキ。


惜しむらくは例のバイクでの大ジャンプシーン、宣伝のためだろうけどあのメイキングを大々的に事前に出してたのは個人的にマイナスだった。
僕は既にIMAXの大画面であのメイキングを含めた事前予告をを見てしまっていたので、初見での感動が大幅にそがれてしまった。あれを超えるようなアクションシーンがあるのかと期待したけど、上回るものは無かったかな、と。

また、本作はパート1なので「めでたしめでたし」な結末にはならない事も予想でき、エンディングにすっきりできなかったのもマイナス。せめてパート2が半年後くらいに公開とかならいいのだけど、現状未定!涙(一応2024年6月全米公開との事だけど、俳優組合のストもあり延期になると思われる)



とまあ、振り返ってみたらネガティブっぽい感想多めになってしまいましたが、めちゃめちゃ楽しめてあっという間の163分だったのは事実です。
次作ではどんなアクションシーンを見せてくれるのか、いまから楽しみ!潜水艦ってネタ振りもあったので、素潜り水深の世界記録超えを狙ってきたりして。
けーすけ

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