マイアミ市警でコンビを組む通称バッドボーイズのマイクとマーカスは、マイクの命を狙う謎の殺し屋を追い、新たな事件を捜査する…
バッドボーイズシリーズ17年ぶりの新作です。監督がマイケル・ベイから変わったので心配していましたが、今までとは違うバッドボーイズを楽しませてもらいました。
2バッドがあまりにも全てがぶっ飛んだ映画だっただけあって、それに比べるとだいぶ落ち着いています。今回のメインであるマイクの家族問題など、17年の歳月を逆手に取った展開でウィル・スミスも歳取ったんだなぁとしみじみ。ドラマ性は過去作イチです。アナログvsハイテク的なテーマも愉快だし、ヴァネッサ・ハジェンズはじめ新キャラは魅力的だし、女性刑事もカッコよくて最高です。
肝心のアクションシーンは第2作に比べれば少ないしおとなしいですが、1作目よりは派手です。マイケル・ベイのガチャガチャカメラワークがないのは少し寂しいですが(劇中に本人出てましたよね!)、火薬多めの銃撃戦にカーアクションなど満足度は高め。
筋肉と火薬と男気バンザイ!といった感じの第2作の方が好みではありますが、歳を重ねてまた新たな魅力を出してくれた今作もなかなか面白かったです。やっぱり続編やるっぽいので、楽しみにしてます。
追記
パンフレットはなんともフツーな情報量でした。中の下くらいでしょうか…