なるほど！！
これはまさに『ブレックファスト・クラブ』のような青春映画なんですね。
前作の『ジュマンジ』が少年少女のお話だとしたら、今作は多感なティーンエイジャー達のお話。このジュマンジに参加するメンバーがまさに『ブレックファスト・クラブ』なのです、スクールカーストの異なる人たち、所謂オタク、スポーツマン、ビッチ、ネクラがジュマンジというゲームを通して心を通わし、自分の弱点とも向き合っていくという、とてもとても真っ当な作りとなっている。ただの馬鹿映画じゃなかった！！
このテレビゲーム版ジュマンジでは選択したアバターになるわけですが、現実世界とは正反対の人物になっているのが面白い、俺もドウェイン・ジョンソンとかカレン・ギランになってみてぇな…
筋肉ムキムキなマッチョやスラっとした美女になってみたい！！そういうダメ人間の夢が叶っちゃった!?的な面白さもありますね。ジャック・ブラックには別になれなくていいや(・ω・)ノ
ギャグシーンも抜群に面白く、世にも奇妙なキスシーンや、ジャック・ブラックがカレン・ギランへ色気の指導するシーンとか最高に面白くて笑っちゃったけど、自分が観た回はガラガラで自分しか笑っていなかったのが少し寂しかったです。まあ公開してから一か月経ってるししょうがないですが、満員の劇場で観たかったですね。
ギャグシーン満載で楽しんだ後にはしっかりと感動させてくれるのも素晴らしい。現実世界では駄目なビッチだった子がちょっとした成長を見せるのが感動的でしたね。
ほぼ文句の付けようのないで出来で老若男女問わず楽しめるエンターテイメント映画だと思いました。監督のジェイク・カスダンってよく知らないんで調べてみたらローレンス・カスダンの息子だと!?親子そろって有能だこと。
