カテリーナ

ザ・ギフトのカテリーナのレビュー・感想・評価

ザ・ギフト(2015年製作の映画)
3.0
食い足りないなぁ

被害者だと思って見ていた主役のジェイソン・ベイトマンはなんて胸糞悪い奴なんだ
ハンサムで優しくて仕事も順調 昇進を間近に控えている 景色も抜群な新居も構え
順風満帆 あとは可愛いい赤ちゃんの誕生を待つだけ

妻のレベッカ・ホールは我が夫の善人面が
徐々に剥がれていく様をジワジワ見せられる 夫の高校時代の同級生に出会ってから
暴かれていく自分の知らない頃の夫

そんな奴だったとは!
精神的に不安定になる妻
眠れない夜が続き 頼るのは薬物
このままでは身体がもたない
愛して信頼して半生を預けた相手が
人間の尊厳を何とも思ってないとわかったらその瞬間から見る目が変わる
レベッカ・ホールの目の演技は凄かった
そんな矢先 更に ポストを奪われた会社の上司から 衝撃の告白を聞くことになる

ジョエル・テドガートンがもっと反撃に出てくるかと思ったら 電話で罵るだけで
ガッカリ あの最後のギフトの3つの箱の1の箱に入っていた鍵は自宅の鍵だったのね だからその後の2つの箱の中身に信憑性が生まれる それは納得したけど
仕掛けのわりには そのあとの種明かしが
弱くて 盛り上がるだけ盛り上げてそのあと失踪してしまった印象
消化不良を起こしている
もう少し具体的な解決が欲しかった
最後がうやむやで終わった感じ
カテリーナ

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